"AFKツール"というフレーズに古臭さを感じる向きの人はおそらく結構な大人なので自分も歳を取ってきていると自覚していただくとして今回"Electric Emotion Board"を敢えて売ってみたのには理由がある。というかあった。なんでこれを作ったのかを発見してしまったんだ。
人のことが気になるし人が好きか嫌いかと問われれば苦手なほうなんだけど友人はだからこそかけがえなく大事。
先日の"仮空町物産展"が終わったあと打ち上げがあったが出席できなかった。こっ恥ずかしいのと知らない人ばかりで孤独感を増幅するのが目に見えていたから避けてしまった。
重ねるけどだからこそ数少ない友人はメチャクチャに貴重。そんな人がバラバラとここ数か月でSecondLifeからいなくなった。
2年前に復帰したんだけどその前6年も休んでた理由が親しい人が次々とSecondLifeをやめてしまいなんだか置いていかれたような気持になったから。
そんな気持がまた来てしまった。
もう休もうとほぼほぼ決心したときに人との友好がないとSecondLifeが続けられないタイプの人間だと思い知らされた。
帰ってこないと思っていた人に再会できたり数少ない友人に励まされたりズバリと己の傾向を指摘してもらった。ほんの3、4日でそんなことが続いた。もう休むわけにはいかなくなった。
で"AFKツール"である。
自分が今なにをしているかってのは想像以上に相手に伝わらないのがネットの空気だ。それをいいことにしている人間に出会うとゲンナリするし"コイツは信用できないぞ"と警戒する。SecondLifeでは大袈裟にならずともしかしシッカリと自分はこういう状態でこういう気分だと伝えないといけない。それの再発見になるのが"AFKツール"じゃないか。
文面を自由にカスタムできるようにすることも考えたし英語版を作ることは本気で考えている。もうちょっとコンパクトでスマートなデザインの"AFKツール"を開発してもいいと考えている。
人は人のことがわからない。しかし、思いの外テメェの不手際はバレている。その怖さの緩衝材として"AFKツール"はまだ必要になってくるんじゃないかと思っている。